接触確認アプリCOCOA不具合 会計検査院が厚労省に改善要求
新型コロナウイルス対策用の接触確認アプリ「COCOA」の不具合に関連し、会計検査院が改善要求を行いました。
磯崎仁彦 官房副長官
「会計検査院からテスト体制の構築であるとか、契約の不適合が発生した場合の修理費、修理費用の検証等について、改善要求がされた」
COCOAをめぐっては、陽性者との接触の通知が届かないなどの不具合が相次ぎました。会計検査院はアプリの開発や保守を担当する厚生労働省への改善要求の中で、不具合を起こした際の対応が不適切だったとして、開発業者による動作確認テストの状況を十分に把握することなどを求めています。
磯崎副長官は再発防止に向け、デジタル庁を中心に民間出身のエンジニアらを加えたチームで運用や開発の改善に取り組んでいるとしています。