自民党埼玉県連会長などを歴任した山口泰明氏は衆院当選7回のベテラン。菅政権で党選対委員長を任されたが、7月に、「新しい力、人材にこの国の未来を託したい」と政界引退を表明した。未来を託された後継者が次男で秘書だった晋氏だ。父の引退表明を受けて埼玉10区から自民党公認で出馬、小選挙区で接戦となり、深夜23時過ぎに当選確実が出た。山口泰明氏にとって今回の選挙は代議士の地位と地盤を息子に「世襲」させるために絶対に負けられない選挙だったことは容易に想像できる。 全文
NEWSポストセブン 11月01日 07時05分
もっと詳しく