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 塩野義製薬の手代木(てしろぎ)功社長は1日、東京都内で開いた記者会見で、開発を進めている新型コロナウイルスワクチンの最終段階の臨床試験(治験)を11月中に実施することを明らかにした。これまでは年内に行うとしていた。来年1月にも最初の商用ワクチンの製造を始めることを目指す。開発中の飲み薬タイプの治療用薬は、国内の感染者が減少しているため海外で治験を行う方針も明らかにした。