2020年7月に住み始めた1K10畳の部屋を引越すことにしました。
一人暮らしを始めて2回目の引越しです。
居住年数は1年3ヶ月ほどと短いのですが、実際に住んだ時間以上に深い思い出を残すことができた愛着のある部屋でした。
普段はあまりブログ運営の裏側や、自分自身について書くことはないのですが、退去日を迎えた今日、この部屋で過ごした一年間を振り返ってみようと思います。
記事にする以上、なにか有益な情報も残さねばということで、ブロガーとしてこの部屋で過ごした一年間で学んだこともシェアできればと思います。
ぜひ最後までお付き合いください!
1002号室に住んだ一年間
1K10畳のこの部屋に住み始めたのは、2020年7月。
新仕事が在宅勤務に切り替わったことや、元々住んでいた部屋が2年更新の時期を迎えたことが重なり、少し広い部屋に引越そうと決心。
数件の物件を内覧したところ、無駄な梁や柱がなく家具が置きやすい間取りが気に入り、この部屋に住むことにしました。
部屋に住み始めてからは雑誌やyoutubeのルームツアー動画を参考にしながら理想の部屋のイメージを固めて、少しずつ家具を買い足していく日々。
3ヶ月近くかけて理想の部屋を作っていったので、自分の納得の行く感じになったときはとても感慨深かったのを覚えています。
1002号室に一年間住んで起きた変化
最初はただ自分が心地よい空間を目指して取り組み始めた部屋づくり。
しかし、「せっかくだしブログのネタに・・」と考え、インテリア関連の情報を発信したところ、思っても見なかった変化が起きました。
改めて振り返ってみると印象深いのは次の3つ。
SNSでの発信が楽しくなった
これまでSNSでの情報発信はあまり力をいれてきませんでした。
記事更新のツイートを発信してもあまり反応は得られず、1投稿で数千いいねを集めるようなことは一部の特別な人しかできないと思っていたからです。
そんな僕の考えがガラッと変わったきっかけが下記のツイート。
引越しして3ヶ月、家に帰るのが楽しみになる理想の部屋に近づいてきた pic.twitter.com/VRAFs8MFaR
— タカヒロ / ガジェットブロガー (@takahiro_mono) October 17, 2020
これまで1,000以上のいいねなど一度ももらったことがなかったのですが、部屋の写真を4枚あげたツイートは約4,000いいねを獲得。
一日で約800名もの方にフォローしていただける体験をしました。
これがきっかけで、Twitterでの発信が楽しくなり、積極的に投稿をするようになった結果、一年間でフォロワーの数が2倍以上に。
フォローしてくださる方には本当に感謝ですし、SNSを通じて仲良くなれた方に沢山出会えたのもとても嬉しいです。
Twitterのフォロワー数の推移▼
また、2021年7月に始めたインスタグラムのインテリア関連アカウント。こちらも記事執筆時点で約2,000名の方にフォローしていただいています。
Twitterは5年間アカウントを運営していて、約4,000名の方にフォローいただいている状況なので、それに比べるとすごい早さで成長しているなーと実感。
きっとインスタグラムとインテリアの親和性の高さが要因だと思うのですが、やっぱり多くの反応をいただけるとSNSでの発信はやりがいがあります。
他メディアとの交流が増えた
Twitter、Instagramでインテリア関連の投稿を精力的に行ってきた結果、様々なメディアさんに取り上げていただく機会にも恵まれました。
ブログを初めて5年間、一人で黙々と情報発信を続けてきたところから、ブログを通じていろんなメディアと繋がれるようになった。
この変化も自分にとって新鮮であり、とても嬉しい変化でした。取り上げてくださったメディアを一部紹介します。
your life is good(youtube)
チャンネル登録者数約20万人の人気ルームツアーアカウント「your life is good」さんに取り上げていただいたルームツアー動画。
自分ではできないような編集でいい具合に撮影した映像を一本の動画にまとめてくださったのでとても嬉しかった思い出です。
デスクツアーズ(youtube)
様々なデスクの紹介を専門に扱っているデスクツアーズさんに取り上げていただいた、デスクツアー動画。
僕にとって初めてyoutubeに取り上げていただいたメディアさんです。
豊富な語彙で自分で語る以上にデスクを魅力的に紹介してくださり、公開後に何度も見返したのはいい思い出。
goodroom journal
お部屋探しサイト&アプリのGoodroomsさんが運営するメディア「goodroom journal」に掲載いただいたインタビュー記事。
プロのライターさんが紹介してくださる文章は一味違うなと、とても勉強になりました。
コンテンツの幅が広がった
1002号室に住む前は執筆する記事の内容が商品レビュー記事一辺倒でした。
そんな中書いたこちらのデスクツアー記事。これが思ったよりも多くの反響をいただき、こんな記事の書き方も受け入れられるんだなと実感。
noteやyoutubeでは定番コンテンツだと思うのですが、当時の僕には割と新鮮な学びでした。
【デスクツアー】MacBookPro愛用ガジェットブロガーのデスク周り紹介
この記事の執筆以降は「ルームツアー記事」や「ガジェット専用棚の作成記事」など、今まで書いてこなかった軸のコンテンツを積極的に発信するように。
今ではこういった息長く多くの方に読んでいただいており、ブログのアクセスを支える貴重な戦力記事になっています。
1002号室に住んだ一年間で学んだこと
ここまでで1002号室に住んだ一年間で起きた変化を3つ紹介しましたが、なぜそれが起きたのか。
これを改めて振り返って考察してみると、下記の2つが要因かなと思います。
- 組み合わせの提案には大きな価値がある
- とりあえず応募してみる
一つずつ話していきます。
組み合わせの提案には大きな価値がある
組み合わせの提案には強力なパワーがある、これは僕がこの1年で学んだ一番大きなことです。
一定のコンセプトに沿ってまとめられた組み合わせの紹介は、趣向が似ている方の検索コストを圧縮できる価値の高い情報になり得えるので、大きな反響を得やすい。
youtubeで人気の下記のようなコンテンツも、抽象化すると「一定の軸に沿ってまとめられた組み合わせの提案」と説明がつきそう。
- ルームツアー
- ファッションコーディネート
- カバンの中身紹介
- iPhone、iPadのおすすめアプリまとめ
逆に商品単体を取り上げた記事はユーザーの検索コストを圧縮できる量が小さい、オリジナリティーを出せる幅が狭いため、大きく注目を浴びるような力はあまりない。
だから積極的に組み合わせを提案することは多くの人に振り向いてもらえるチャンスを作ることにつながるし、発信者としてすごく重要なんだと僕は考えます。
この部屋で過ごした一年間で僕はこれに気が付き、わずかながらですが情報発信者として成長ができた気がします。
とりあえず応募してみる
「夢をかなえるゾウ」という本の中で、気に入っているガネーシャの教えに「応募してみる」というものがあります。
これは自分にはどんな才能があるかわからないから、「たくさん色んなことを発信したりチャレンジして、評価されなさい」という教え。
僕にとっての応募はSNSでこの部屋について発信したことでした。
一年間でTwitterのフォロワーが2倍以上になったことも、複数のメディアに取り上げていただいた機会も応募せずにいたら起きませんでした。
改めて応募してみてよかった。
周りの人にどう思われるのか自信がなくてもどんどん応募してみる、この気持ちをこれからも大事にしていきたいです。
さようなら、1002号室
1002号室に住んでから起きた変化3つとそこからの得た学びををまとめてみました。
この部屋に住んで、情報発信を続けた過程で起きた変化や学びは間違いなく、今後のブロガーとしての活動にプラスになると思っています。
だからこそ、この1002号室には本当に感謝しています。お世話になりました。
今後は新たな環境で、さらに有意義な情報を届けることができるようにがんばりたいと思います!