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ソニーモバイルの2021年版Xperia、と言えばXperia Pro-Iが発表され、さすがに今年はこれ以外の新機種はないとみて間違いないでしょう。

一方、国内ではまだXperia 1 IIIのシムフリー版、Xperia 5 IIIのキャリア版、そして12月のXperia Pro-Iと3モデルが未リリースです。

ただ、これらのモデルをパスすることを決めたユーザーの中にはすでに来年リリースの次世代Xperiaモデルへの関心も出てきている方も多い模様。

そんな中、次期Xperiaフラッグシップのディスプレイ仕様に関すると思われる非常に興味深い情報が見つかりました。

RedditのXperiaセクションのスレッドに投稿されていたもので、投稿者と情報提供者のTwitterのプライベートメッセージでのやり取りに見えますが、はっきりとしたことは不明。

内容としては、サムスンは4K LTPOディスプレイをあるメーカーに供給し、供給先は「わかるでしょ?」としています。
さらに、このディスプレイはその供給先メーカーモデルの「次の世界初」になる、とのこと。

ご覧のようにこの中にSONYやXperiaの名前は皆無です。
ただ、ご存知のように現在4Kディスプレイを搭載しているスマートフォンはXperiaのプレミアムフラッグシップしかなく、現行ではXperia 1 IIIのみです。

よって、この4K LTPOディスプレイの搭載先は普通に考えれば次期XperiaフラッグシップのXperia 1 IV、ということになります。

また、このXperia 1シリーズは毎世代、何らかの「世界初」機能を売りにしており、今回のXperia 1 IIIでは世界初の4K 120HZが一つのセールスポイントでした。

そういった点からしてもこの4K LTPOディスプレイが実在するとすればそれはXperia向け、と予想するのが自然だと思います。

Xperia 1シリーズの弱点、バッテリー持ち向上?

LTPOはすでにGalaxy S21 UltraやOneplus 9 Proなどに実装されており、「低温多結晶酸化物」の略称で、電力消費のなかでも「ディスプレイの書き換え」にかかる消費電力を少なく抑えることを主眼としています。

そういった意味で、Xperia 1 IVに仮にLTPOディスプレイが採用されたとしても、それ自体が直接的に大きくスクリーンの画質を向上させるわけではありません。

ただ、LTPOによってスクリーンの電量消費が抑えられれば、その分で今まで省電力のために犠牲にしてきた画質向上機能などを使うこともできるようになるかもしれません。

また、今回のXperia 1 IIIもライバル機種と比べるとバッテリー持ちの評価はあまり芳しくありません。

そういった意味で、このLTPO技術は4KディスプレイのXperiaプレミアムフラッグシップにこそいち早く搭載してほしいところです。

ソース:Reddit (削除済み)