戸田建設とムネカタインダストリアルマシナリーは、山岳トンネルの覆工コンクリート端部に生じるひび割れや角欠けを防ぐ帯状センサー「セッテンミエルカ」を開発した。セッテンミエルカは、覆工コンクリート全周にわたってセントル(覆工コンクリート打設用の移動式鋼製型枠)と既に打設した覆工コンクリートとの接触を覆工コンクリートをすることが可能。これにより、セントルの接触を確実に発見し、押し付けに起因するひび割れや角欠けを防止する。戸田建設は現在、福島県で施工中の「福島県博士トンネル工事(昭和村側工区)」でセッテンミエルカを適用し、有効性を確認した。