シニアはオンライン会議において、若年層ほどマナーを意識していない傾向にあることが調査結果から明らかになった。
これは、オンライン会議を実施している15~79歳に対してNTTドコモモバイル社会研究所が行った調査によるもの。オンライン会議で意識しているマナーとして最も多くの人が挙げた「話をしていない時にはミュートにしている」という行動について、意識しているかを年代別に尋ねたところ、10~20代は50%以上、30~50代でも40%以上が意識しているのに対して、60代では35%、70代では8.2%と割合が低かったという。また、オンライン会議でのマナーについて「特に何も(意識を)していない」と回答した人は10~50代では10%台だったのに対し、60~70代では30%台と高く、同研究所ではこれをもってオンライン会議でマナーを意識しているのは若年層が多く、シニアになるほどオンライン会議でマナーを意識していないと結論付けている。もっとも世代ごとにオンライン会議の習熟度は大きく異なる可能性があり、単に経験値の違いではないかとの指摘もある。このほか調査で挙げられたマナー行動などは、リンク先のレポートで読むことができる。