関西電力の旧経営陣が福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領したことに端を発する問題で、大阪地検特捜部は9日、会社法違反などの罪で捜査していた八木誠前会長(72)ら旧経営陣をいずれも嫌疑不十分で不起訴とした。問題の中枢を知る元助役はすでに死亡し、キーマン不在での捜査は難航。証拠となる資料も多くが失われており、問題を公判へとつなげることはできなかった。
関西電力の旧経営陣が福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領したことに端を発する問題で、大阪地検特捜部は9日、会社法違反などの罪で捜査していた八木誠前会長(72)ら旧経営陣をいずれも嫌疑不十分で不起訴とした。問題の中枢を知る元助役はすでに死亡し、キーマン不在での捜査は難航。証拠となる資料も多くが失われており、問題を公判へとつなげることはできなかった。