11日未明、三笠市で、道路が陥没して深さおよそ7メートルの大きな穴ができ、この穴に乗用車1台が転落しているのが見つかりました。車には男女3人が乗っていて、病院に運ばれましたがいずれも軽いけがだということです。
11日午前3時ごろ、三笠市本町の道道、岩見沢桂沢線で、「道路が陥没している」との通報が近くを通りかかった人から警察にありました。
警察や消防が現場にかけつけたところ、片側1車線の緩いカーブの道道の一部が陥没して大きな穴ができ、その穴の中に乗用車1台が転落しているのが見つかったということです。
転落した乗用車の中には10代の女性と20代の男女、あわせて3人が乗っていたということで、病院に運ばれましたが、いずれも軽いけがだということです。
道路を管理する札幌建設管理部岩見沢出張所によりますと、穴の大きさは▼長さおよそ10メートル、▼幅およそ5メートル、▼深さおよそ7メートルとみられていて、現場を含む付近の道路およそ2.5キロの区間が現在通行止めになっています。
現場は民家や畑が点在する場所で、札幌建設管理部では、2次災害のおそれがないか周辺の安全を確認するとともに、道路が陥没した原因を詳しく調べています。