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イラク総選挙後の政局については、親イラン系民兵支持者の抗議デモやカズミ首相宅に対するドローン攻撃等を受け、イラン革命防衛隊の対外工作部コドス部隊の司令官がバグダッドを訪問し、関係者と協議をしている他、クルド自治区も訪問した等活発に動いているようですが、その協議の中身や、今後のイラク政府について、どのような方向で動いているのか、確たる情報はメディアにも流れてこないようです。
その中でaljazeera net は、依然としてサドル派と親イラン民兵の対立は続いていて、今後の首相(イラクでは慣習的にか、首相はシーア派、大統領はクルド,議会議長がスンイ派となっている)候補について、これという名前は出ていないが、シーア派のそれぞれの派も、議会の多数派工作のために、スンニ派やクルドの支持取り付けのために動いていると報じています
記事の要点のみ次の通りですが、al ods al arabi net はシーア派の重鎮シスタニ師の介入w求める声もあるとしています。

・サドル派に最も人気があるのは、現首相のカズミ氏だが、彼に対しては、親イランの民兵勢力が強い敵意を有している
・その他名前が出ているのはマリキー元首相(モスルがISに制圧された時の首相、その後一時イランに身を寄せていた)やイラクの駐英大使の名前なども出ている。
منافسة قوية على رئاسة الحكومة العراقية الجديدة.. وهؤلاء المرشحون هم الأوفر حظا | سياسة | الجزيرة نت (aljazeera.net)