Bloombergの記事によれば、中国は今後15年間で少なくとも150基の原子炉新設を計画しているという。実現すれば過去35年間に地球上で建造された原子炉の数を上回るものとなっている。この計画には4400億ドルの費用がかかると見込まれている。中国核工業集団公司はこの計画により2035年までに200ギガワットの出力を実現、北京と同じ大きさの10数都市の電力を賄うことができる、という長期的な目標を明示したそうだ(Bloomberg)。
中国の最終的な計画は、2060年までに現在ある2990台の石炭火力発電機のほぼすべてをクリーンエネルギーに置き換えることにある。これにより年間約15億トンの炭素排出を防ぐことができるとしている。中国の清華大学による推定では、そのうち原子力発電は、3分の1を占めることになるだろうとしている。
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