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大学入学共通テストの出題教科に2025年から「情報」が追加される予定だが、国立大学協会は12日、その決定を来年に先送りすることを決めた。理由は大学入試センターの浪人生への対応が未定であるためだとしている(読売新聞朝日新聞)。

新たに追加される入試科目「情報」では、22年度から高校で必履修科目になる「情報I」から出題される。しかし、それ以前の世代の浪人生に関しては、情報Iに関する知識がないことになる。このため、「情報Ⅰ」の問題のなかに浪人生向けの選択問題を入れるか、別の科目として出題するのかといった対応方針で議論がまとまらないようだ。

国立大学協会の永田恭介会長は「大学間の差をつくらないように実施すべきだ」と主張しており、来年1月にも原則「情報」試験を国立大が課すことを決定する見通しだと読売新聞の記事には掲載されている。

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