こんにちは,しまさん(@nitkcdadon)です.
普段は以下の記事で紹介しているWIndowsのPCでAPEXを遊んでいるのですが,今は一時的に手元になく,あるのはM1 Mac miniという状況です.
https://murabitoleg.com/2020-device/
https://murabitoleg.com/stlab-apex/
そんな状況でもFPSをしたい!(APEX)という気持ちからMacでできる方法を模索しているときにGeForce NOWがあることを知り,あまり体験したことを書いている記事もなさそうなので少しでも役に立つならと思い,今回記事にします.
FPSプレイヤーなら既に結論は見えていると思いますが,APEX遊びたいならWindowsPCでするかコンソール機で遊びましょう(記事執筆時点では).
NVIDIA GeForce NOWとは
日本国内のアライアンスパートナーより提供されるGeForce NOWが、ほぼすべてのデバイスを、あなたがいつも夢見ていた PC ゲーミング デバイスに変えます。 プレイ環境を広げよう。 GeForce NOW は、日本国内のアライアンスパートナーによっ… – NVIDIA |
【ソフトバンク以外もOK!】GeForce NOWをフリープランで楽しもう!無料タイトルは80以上!家でも外でもお手持ちのデバイスで楽しめるクラウドゲームサービス。フリープランで遊べるのはソフトバンクだけ! GeForce NOW Powered by SoftBank フリープランで楽しもう – GeForce NOW Powered by SoftBank |
GeForce NOWはノートPCやスマホ,タブレットなどで使用できるサービスで,高負荷ゲームもお手持ちの端末で遊べちゃうよ!というものになります.
CPUもGPUもバカ食いするAPEXもどんなに性能の低いPCでも遊べちゃうってことですね.
クラウド上に用意されたサーバでゲームを動かし,その結果が我々のPCにストリーミングされるわけです.
日本ではSoftbankとauがサービスを提供しています.
無料プランもあるのでとりあえずインストールして遊んでみるのもありです.
混雑時のアクセスは難しくなるかもしれませんが,とりあえずのお試しをするのであればあまり影響がないでしょう.
環境
- NVIDIA GeForce NOW(Softbank) : プレミアム会員
- 月1,980円
- v2.0.33
- 固定回線(マンションタイプ)
- BBIQ
- NURO
- 端末
- M1 Mac mini
- macOS Big Sur(11.5.1)
- 回線接続方法
- 中継機からLANケーブルで有線接続
- 回線速度
- BBIQ(70-80Mbps)
- NURO(250-300Mbps)
- 使用したゲーム
- APEX Legends
体験してみて
GeForce NOWはネットワークテストを行うことができ,自身の環境がストリーミングに適しているか,サービスを100%受けることができるかを判定してくれます.
私は回線切替のタイミングで今は2回線あるのですが,BBIQはもちろんかなりの制限を受けるができるよという判定でした.
ちなみにNUROだと以下のように全然問題ないという判定です.
Fast.comなどで回線速度を皆さん測定することができると思いますが,少なくとも150Mbpsがでる環境でないと遊ぶことは難しいでしょう.
通信が安定していることも求められるのでできれば有線接続であることが望ましいです.
この時点で遊ぶためのハードルが高いことがわかります.
BBIQの場合
さて,70-80Mbpsしか出ないBBIQですが,APEXをプレイする場合,
- 30FPS
- 1280 * 720の解像度
でプレイすることになります.
また,1920 * 1080のモニターでプレイすると勝手に全画面表示になって画面は粗くなって視認性が最悪になります.
回線が悪いと黄色のWiFiマークみたいなものが画面右に出てきて,「重く途切れがち」と注意してくれるのですが,その状況ではキーボードの入力が数秒残って勝手に移動しますし,撃つためにクリックして一定時間のあとに弾が出る,リコイル??みたいな状況になります.
では回線が悪いマークが出ていない場合,移動はできます.
スキルを撃つこともできます.
ですが銃は撃つとリカバリーができないくらいにはずれますし,一瞬の勝負などできません.
ショットガン勝負は圧倒的不利ですし,マークスマン,スナイパーなど当たるわけないです.
時々刻々と変化する遅延を考慮しながら弾を放つなどもはや別ゲーです.
つまり,立ち回りはできるが銃はない状況でAPEXを遊ぶことになります.
NUROの場合
さて,本命のNUROですが
- 60FPS
- 1920 * 1080の解像度
でプレイすることができます.
BBIQとは圧倒的な違いです.
ではプレイについてです.
入力遅延は上記の環境よりも圧倒的に減っていますが,そりゃストリーミングですから遅延はあります.
銃を撃つ場合,クリックして若干の遅延の後に弾が出るイメージです.
つまり,通常プレイとの認識のズレから単発武器などは当てることが困難です.
上記の環境が圧倒的に困難なのでよく見えたのですが,プレイ時間が長いほど不快になると思います.
急な視点変更などは難しいですし,とにかくキーボード,マウスの入力からの遅延が通常遊んでいるものとは違います(そりゃそう).
立ち回りはできるし,フルオート武器ならかろうじて持つことができるが,通常の65%くらいのプレーしかできないし,なまじ普通の環境に近いがゆえに不足の遅延によってストレスが溜まるAPEXができます.
共通して残念なポイント
FPSとして致命的なポイントなのですが,「音」の問題です.
APEXの場合ですが,味方の指したピンの音,たまに銃声なども聞こえない場合があります.
たまにすごく小さく音が聞こえたりとまぁ不利を背負うことになります.
さいごに
少し期待していただけに残念ですが,GeForce NOWでFPSを遊ぶのはまだまだ難しそうです.
もちろん,FPSでなければ,多少の遅延を許容できるジャンルであればこのサービスを契約する価値があると思います.
皆さんは自身のWindowsPCやコンソール機で直接APEXを起動して楽しいゲーム生活を送りましょう!!