【モスクワ共同】ロシアメディアは16日、旧ソ連アルメニアとアゼルバイジャンの国境で両国軍による戦闘があり、アルメニア議会関係者の話として、アルメニア軍の兵士15人が死亡したと伝えた。
アルメニア国防省は16日、アゼルバイジャン軍から攻撃を受け、死者や負傷者が出たと発表。一方、アゼルバイジャンはアルメニア側から挑発があったと主張している。
アルメニアとアゼルバイジャンは昨年9月、係争地ナゴルノカラバフを巡り軍事衝突。双方で数千人が死亡した。同11月にロシアの仲介で停戦合意したが、その後もたびたび戦闘が起きている。