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 大阪府の吉村洋文知事は21日、誘致を目指す統合型リゾート施設(IR)整備事業に関し、オリックスと米MGMリゾーツ・インターナショナルの連合が提出した事業計画の投資額が「1兆円規模」だと正式に発表した。巨額の計画が実行されれば、新型コロナウイルス収束後の大阪・関西経済の成長に弾みがつく。競争相手はシンガポールやマカオの巨大IRで、歴史、文化など大阪独自の魅力を効果的に発信し、集客へつなげるといった戦略も求められる。