【台北、ワシントン共同】米政府と台湾政府は23日、2回目の経済対話をオンライン形式で開催した。昨年11月に米首都ワシントンで開催して以来で、バイデン政権発足後は初めて。両政府は半導体のサプライチェーン(供給網)構築や第5世代(5G)移動通信システムなどでの連携強化について協議したと明らかにした。
米側はフェルナンデス国務次官(経済成長、エネルギー、環境担当)が出席。台湾への圧力を全面的に強める中国を念頭に「経済的な威圧に対抗することについても議論した」と明らかにし、中国をけん制した。中国は反発するとみられる。