もっと詳しく

第46代米国大統領に選ばれたジョー・バイデン氏は、波瀾万丈のファミリーヒストリーの持ち主である。1972年、デラウェア州の駆け出し弁護士であったバイデン氏は、29歳の若さで上院議員に当選する。ところがその直後に、最初の妻と長女が交通事故で死亡。同じ車に乗っていた3歳の長男と1歳の次男も重傷を負う。「議員などとても務められない」と、しばらくは絶望の淵に沈んでいた。