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バイデン米政権が矢継ぎ早に経済・通商外交の新たな手札を繰り出した。鉄鋼・アルミニウム関税をめぐる欧州連合(EU)との対立の解消に合意したほか、インド太平洋地域での「新たな経済枠組み」を提唱。友好国と連携を強化し、貿易ルール整備で中国に対抗する狙いとされる。だが、内実はどうか。ある通商関係者は、米政権の打ち出す政策に「ちぐはぐな印象を受ける」と話す。鉄鋼・アルミ関税のEUとの合意は、米業界保護のためEU産品の輸入制限を残した。新たな経済枠組みも「骨 全文
産経新聞 12月01日 07時00分