アウディのニューモデル。後輪駆動のR8パフォーマンス、RS6パフォーマンス、A2 e-tron、A6 e-tronコンセプト、そしてフェイスリフトされたA8、気になるアウディのニューモデル7台を紹介&レポート。
アウディも、他のメーカー同様、内燃機関を段階的に廃止している。
2026年以降、インゴルシュタットに本社を置く同社は、内燃機関を搭載した新型車を一切発売しない方針だ。これは、ハイブリッド車の終焉を意味するものでもある。言うまでもなく、CO2を削減しなければならないからだ。
最後の新型内燃機関アウディは、おそらく次の「Q5」だろう。
EUは、2035年以降、ディーゼル車とガソリン車の新車を認めず、新車からのゼロエミッションを達成したいと考えている。
もちろん、そのためにはある程度の準備が必要だ。
だからこそ、アウディは今後数年間、より多くのe-tronモデルを展開していくのだ。そして、「Q6 e-tron」の登場でさえ、それほど先の話ではないはずだ。
小型車SUVの形をとる可能性がある「A2」の後継車は、一回り小さい。
また、新世代の「R8」も計画されており、純粋なe-driveを搭載する可能性もある。例えば、「RS 6」に最高出力650馬力のツインターボV8を搭載したパフォーマンスモデルを設定する可能性もある。「A8」も来年にはフェイスリフトされる予定だ。
新型アウディ:
Text: Jan Götze, Katharina Berndt und Moritz Doka
Photo: Audi AG