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 テレワークを行っているユーザーのおよそ半数が、リビングルームを使用しているという実態が明らかになった。

 これは、株式会社LASSICの「テレリモ総研」が全国20~65歳のテレワーク/リモートワーク経験者1077名を対象に行った調査によるもの。自宅でテレワークを行う場合にどこで仕事をしているかという問いに対し、個室の書斎(27.39%)を抑えて1位になったのが、リビングルーム(49.58%)だったという。理想は個室だが、そもそも仕事に向いた個室がないという日本の住宅事情を反映したものとみられ、同総研では「家庭内において仕事場所を選べない事情」があるのでは、と推察している。ちなみに3位はダイニングルーム(16.71%)、4位は寝室(16.34%)と、こちらもやはり、仕事に向いた個室がないがゆえの消極的な選択となっている。コロナ禍で在宅勤務への切り替えに成功した企業でも、従業員の側は対応に苦労していることが反映された結果と言えそうだ。