やや旧聞に類する話ではあるが、栃木、群馬、埼玉の3県が接する「3県境」に設置された金属製プレートが8月17日に盗難に遭っていたそうだ。プレートは直径8センチの真ちゅう製で、コンクリート製の杭に固定されていたという(東京新聞、NHK)。
こうした3つの都道府県境が接する場所は全国に48カ所しかなく、ほとんどが山中などアクセスが困難な場所にある。この栃木、群馬、埼玉の3県境のプレートはアクセスも容易なことから観光名所ともなっていた。この3県の境界は、明治から大正の期間に曖昧になっていたものを測量、各県の市長や町長が文書に調印、明確化した記念に設置されたものだそうだ。
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