みずほ銀行で今年8度目となるシステム障害が発生した。30日の午後システムの不具合により、外国為替取引の一部に遅れが発生した。30日22時頃の記事によれば、外国為替取引387件の遅れが生じたが、うち300件超は当日付で処理可能になるとしている(みずほ銀行、日経新聞、NHK)。
月末で取引の件数が多いこともあり、当初は法人、個人を問わず30日付の処理が間に合わない可能性があるとされていたが、法人顧客分に関しては同日付で処理ができるめどがついた模様。ただし一部は企業間取引に影響が出る可能性が残されているようだ。不具合が発生したのはみずほの外為取引システムと、銀行間の送金を担うネットワークをつなぐ部分。9月30日は上半期の末日ということもあり、決済が集中して負荷がかかったのが一因ではないかとしている。
追記
みずほ銀行は1日午前、送金処理の受け付けを通常通り開始した。ただし、システム障害の原因は特定できておらず、不具合をバイパスして外為取引を運用できるようにした模様(日経新聞)。
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