日本銀行が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が、大企業製造業で6月の前回調査から4ポイント上昇のプラス18だった。旺盛な海外需要を背景に5四半期連続で改善し、平成30年12月以来の高い水準。ただ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う自動車減産の影響や、中国不動産大手の経営危機などチャイナリスクも顕在化し、先行きの不透明感はむしろ強まっている。
日本銀行が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が、大企業製造業で6月の前回調査から4ポイント上昇のプラス18だった。旺盛な海外需要を背景に5四半期連続で改善し、平成30年12月以来の高い水準。ただ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う自動車減産の影響や、中国不動産大手の経営危機などチャイナリスクも顕在化し、先行きの不透明感はむしろ強まっている。