ミャンマー軍によるクーデターからきょうで半年です。新型コロナウイルスの感染拡大が混乱に拍車をかけています。
2月に軍によるクーデターが起きて以降続く抗議活動。人権団体によりますと、治安当局の弾圧により市民940人が死亡7000人近くが拘束されました。クーデターから半年となったきょう、都内では・・・。
「この闘いを最後までやらなければいけないという気持ちは、まだそのまま残っています」(抗議活動の参加者)
「コロナの状況で日々人々が亡くなっている。クーデターが起きていなければ、今コロナもちゃんと落ち着いているし、政府の管理、さらにコントロールする事が出来ると思うのですが」(抗議活動の参加者)
ミャンマーでは新型コロナの感染が急速に拡大していて、先月下旬以降、1日の死者が300人を超える日も多くなっています。医療体制はひっ迫し、感染しても入院を断られるケースが相次いでいるということで、一向に事態が改善する見通しはありません。