Respawn Entertainmentが開発し、エレクトロニック・アーツが配信する無料のバトルロイヤルFPS『Apex Legends』。その人気ぶりから何かと話題の尽きない本作ですが、それまでFPSをあまり遊んだことのなかったプレイヤーの方もかなり多いのではないでしょうか。
筆者もそのひとり。今回は初心者視点で、『APEX』の“あるある”ネタ10選を紹介! 本作を遊んでいれば共感するはず…?
1.自分にジャンプマスターが回ってくると、ついつい他のメンバーに権利を譲渡してしまう
チームメイト2人を連れて降下し、初動地点を決めなくてはならないのがジャンプマスター。初心者の頃はミスったらどうしようと考えたり、失敗したときに味方から文句を言われたりするのではないかと恐れ権利を譲渡してしまいがち。
完全な初心者のうちは仕方ない面もありますが、ブロンズ、シルバー、ゴールドと徐々にランクが上がっていっても、他プレイヤーに任せっきりでは自分でできないままになってしまいます。
それに、権利を渡した以上、たとえ激戦区だろうがどこに降りられても文句は言えません。もし「ここは良さそう」など降りたい場所があるならば、自ら意思決定をしましょう。
2.味方に付いていって漁りの効率が悪くなりがち
筆者がこのゲームをはじめたばかりの頃に厳命されたのがコレ。ついつい孤立するといけないと不安になり、味方について行きがちになるのですが、同じ部屋や建物でアイテムを集めていると、ひとりひとりの物資が乏しくなってしまうのです。
そのため、あまり近すぎず、遠すぎない絶妙な距離感の場所で別々にアイテムを探すのが吉です。初動で敵が近くにいる時は話が違ってくるのですが、いないなら訪れたエリアを効率よくかつ手早く確認し、敵の襲来に備えるなど安全地帯への移動を迅速に行いましょう。
3.エネルギーアモが足りなくなる
ボルトは扱いやすく優秀な武器のため使いたくなるのですが、その弾薬であるエネルギーアモが足りなくなりがちです。
エネルギーアモは味方に融通して貰おうにも自分が足りないのなら味方も足りない可能性が高いですし、ターボチャージャーを運よく拾いディボーションやハボックを持っている人や、Lスターを好んで愛用する人でないとほとんど持っていない可能性が。
それにターボチャージャー付きのディボーションやハボックは非常に強力な武器のため、味方に使っている人がいるのならその人に弾薬を回してあげたいところです。
4.チャンピオンを取るもキル数や与えた総ダメージが低くて味方に悪い気がしてきてしまう
これはおそらく『APEX』を続ける限り直面し続ける問題。最後まで生き残るも与えたダメージが低かったり、キル数が少なかったりしてチームへの貢献度が低いと気になるパターンです。やっぱり、「自分は何をやっていたんだ…」と申し訳ない気持ちになってしまうんですよね。
とはいえ、そういう意識は大事だと思える部分も。やはり勝つためには改善点を探して行かないとですし、自分でそう思えるということは良くなかった部分も見えてくるはず。
こういった対戦ゲームはただ漠然とやっていても成長しないため、チームに貢献できてないと感じたら、自分のプレイを見直してみましょう。
5.どこに繋がっているかわからないポータルに入って痛い目に遭う
味方が作ってくれたものなら安心ですが、敵のレイスが作ったポータルにうかつに入って痛い目を見ることもよくやってしまいがちです。
そもそもポータルには入口と出口がある都合上、どちらかに入ったらその逆の地点に出てくるのは確実。
敵のポータルにこちらが入った事を確認された場合、出てくる位置が最初からバレているため、待ち伏せされたり、グレネードを投げ込まれたり、罠を設置されたりする可能性は高くなってしまいます。
下手するとマップの外へ真っ逆さまだったりすることもある訳です。安全が確認されていないのならば、敵のポータルには入らない方が無難ですね。
6.デスボを漁っていたら味方と離れていた
これもよくやってしまうのではないでしょうか。倒したパーティから物資を奪うためデスボックスを見るのに夢中になっていると、いつの間にか孤立してひとりになっている。そんな経験がある人は少なくないと思います。
これに気づいて味方を追いかけても、敵から気づかれ敵を味方のところに連れてきてしまうケースもあります。そこに別のパーティーがやってきてしまうと、全滅なんて事も……。やはり、どんな時でも味方との位置関係には気を付けたいところです。
7.せっかく相手パーティを倒しても、消耗したところを狙ってすぐさま次のパーティがやってくる(通称・漁夫)
前述したデスボックスの件に近いものですが、相手パーティを倒して物資を回収する段階、またはその直前を狙って別の敵パーティがやってくるのもよくあるパターン。その銃声を聞きつけた別のパーティから、次から次に襲われるなんて状況を経験した人は多いでしょう。
対処しきれないで負けてしまうことも多いですが、倒した相手の物資を集められるとその後を優位に戦えますし、敵部隊を殲滅したときの高揚感は計り知れません。ただ、無理そうな場合は死んだら元も子もないので、どこかで逃げる決断が必要なことも。
8.使用するレジェンドを変えていたことを忘れ、アビリティを使ってしまう
お気に入りのレジェンドがいても他のチームメイトと被って使用できない場合や、その日の気分で「今日はこのキャラも試してみよう」といつもと違うレジェンドでプレイすることもあるでしょう。
そんな慣れないレジェンドを使っているとき、ふとした瞬間にいつも使っているレジェンドのつもりで戦術アビリティを暴発してしまいがち。
降下後に一回ブラッドハウンドのスキャンを入れるつもりで変なところにバンガロールでスモークを焚いたり、何もない場所にパスファインダーでグラップルを伸ばしてしまったりなど、やってしまいがちではないでしょうか。
9.戦闘に集中しすぎてレジェンドたちの戦術アビリティ・ウルトを使うことを忘れる
撃ち合いが始まると、ついつい戦術アビリティやアルティメットアビリティの存在を忘れるのもよくあるパターン。
ちゃんと戦いの中で使えていれば状況を変えられる場面も少なくないのですが、敵との撃ち合いや被弾したら回復、敵と味方の位置関係や遮蔽物の把握など、頭の中で整理する情報が多いため、スッポリ抜け落ちることが少なくありません。
ですがちゃんと使えると状況を変えられるものも多いですし、そのレジェンドを選んでいる意味も出てきます。使えてないことに気づいたらぜひ意識してみましょう。
10.せっかく倒したのに、デスボが見当たらない
撃ち合いに勝てた時の爽快感は何度経験しても堪らないものがあります。その後、倒した相手の物資を奪う時も、自分の使用している武器のアタッチメントを強いものに入れ替えられたり、ターボチャージャーなどのレアなホップアップを見つけたりするので、楽しみになりますよね。
ですが、ここでよく起こるのがデスボックスが見当たらないこと。マップ外に落ちていってしまったり、オブジェクトや壁の中にめり込んでしまったり、そもそも見つからないことはないでしょうか?
またそれ以外にも、戦闘終了後に探してもデスボックスの数が戦ったパーティの人数とあわなかったりなどもあるように思えます。その捜索に時間を使っていると、別のパーティから襲われてしまったり安全地帯の収縮が迫ってきたりと悩ましい部分です。
以上、10項目を紹介してみました。他にもプレイしていると様々な出来事に遭遇するものですが、裏を返すとそれは、このゲームの奥がその分だけ深いということ。気づいたらチャンピオンを目指して何時間も対戦に臨んでいたなんて経験は誰しもあるはずです。
シーズン10の実装も間近に迫っていますので、これからも本作をガンガンプレイしていきましょう。