31日に確認された新型コロナウイルスの新たな感染者は、大阪で1000人を超え、関西2府4県で合わせて1706人となりました。
感染の急拡大に歯止めがかからない中で、2日から大阪に緊急事態宣言が、兵庫と京都にまん延防止等重点措置が適用されることになり、各府県は感染対策の徹底を強く呼びかけています。
31日に発表された新型コロナの新たな感染者は、大阪が1040人、兵庫が329人、京都が199人、奈良が59人滋賀が45人、和歌山が34人で、関西2府4県で合わせて1706人となりました。
大阪で1日あたりの新たな感染者が1000人を超えるのは、3回目の緊急事態宣言が出されていた5月8日以来です。
このほか、兵庫で5日連続で250人を上回ったほか、京都では過去最多となる199人となるなど、各地で感染の急拡大に歯止めがかかっていません。
一方、感染して亡くなった人の発表はありませんでした。
こうした中、2日から今月末まで、大阪に緊急事態宣言が、兵庫と京都にまん延防止等重点措置が適用されます。
各府県は、対象となる飲食店への酒類の提供停止などを通して、飲食の場での感染リスクや人出の抑制につなげて感染拡大を食い止めたい考えで、措置への協力と、感染対策の徹底を強く呼びかけています。