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行方不明になっていた18歳の女子高校生の遺体を遺棄したとして、20代の夫婦が逮捕された事件で、行方不明当日に女子高校生から母親の携帯電話に、「もうすぐ帰るから大丈夫です」などとメッセージが届いていたことがわかりました。

群馬県渋川市に住む小森章平容疑者(27)と妻の和美容疑者(28)は、先月30日、墨田区の高校3年生・鷲野花夏さんの遺体を山梨県早川町の小屋に遺棄した疑いで、1日朝、送検されました。

その後の捜査関係者への取材で、行方不明になった当日に鷲野さんのスマートフォンから母親の携帯電話に、「もうすぐ帰るから大丈夫です」などとメッセージが届いていたことがわかりました。

実際には、この時間には鷲野さんは2人と行動を共にしていて、また2人が「鷲野さんのスマホを捨てた」と供述していることから、警視庁は発覚を遅らせようとした可能性を捜査するとともに、鷲野さんが死亡した経緯も調べています。