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今回ピックアップするのは、“lunch”と“luncheon”の違いについて。意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語の慣用句などについてお届けする連載。

“lunch”と“luncheon”の違いって?

今日のランチは何を食べますか(食べましたか)?

私たちにもとてもなじみのある、lunch(ランチ)という言葉。ご存じのとおり昼食という意味ですが、似たような言葉にluncheon(ランチョン)があります。では、この“lunch”と“luncheon”の違いはわかりますか?

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正解は……

“lunch”も“luncheon”もどちらも午後12時くらいに食べる食事のことを指します。

私たちは“lunch”のほうがよく使いますが、実は“luncheon”のほうが先に存在していて、その短縮形として“lunch”という言葉が生まれたという説があるのです。

そして両者の違いですが、“luncheon”のほうがやや堅い表現、つまり少し改まった昼食のときに使われる傾向があります。

会社におけるシチュエーションでいえば、職場の同僚との昼食であれば“lunch”を、クライアントとのフォーマルな昼食であれば“luncheon”を使うイメージです。また同じランチのことを指しても、発言する人や場面によって使い分けられることも!

ちなみにランチョンと聞くと「ランチョンマット」という言葉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。このまま英語として通じてしまいそうですが、実はこれは和製英語。ランチョンマットの正式な英語は、“place mat”ですので注意してくださいね!

またランチョンは、「ランチョン ミート」(牛肉や豚肉、鶏肉などの生の挽肉に香辛料などを缶に詰めて加熱した加工食品)という単語にも使われています。

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