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空気清浄機は、超微粒子であるウイルス・菌の抑制・不活化まで期待して選ぶ時代!! ウイルス・菌へのアプローチの違いを押さえつつ、10万円台前後の高価格モデルを紹介。今回は、モレキュルのMolekule Air Pro SQ1P-JP。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

独自の光触媒技術によりウイルスなどの超微粒子も本体内部で除去する

モレキュル

Molekule Air Pro SQ1P-JP

実売価格17万9850円

光活性ナノフィルターと特殊な触媒を使い、0.0002nmの超微粒子も捕らえて除去。フィルターを1回通過させるだけでウイルスを99.9%除去する(※)。室内の空気質を検知しPM10、PM2.5、PM1.0ごとに4色で表示。

※:すべてのウイルスを除去するものではない

SPEC●空気清浄技術:PECOテクノロジー●消費電力:26.7〜124W●搭載フィルター:PECOフィルター●サイズ/質量:φ約280×H59nm/10.4kg

 

適用床面積:約33畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:33〜64dBa(自社試験結果)
スマホ連携:「Molekule」アプリ

 

↑1日24時間稼働で約半年後にフィルター交換。必要なお手入れはこれだけでOKだ

 

↑360度から空気を取り込み、PECOフィルターでウイルスなどの超微粒子を除去。生活空間ではメディエアー、ブルーエアにはやや及ばなかったが、上々の測定結果を示した

 

【Impression】

空気清浄機能に加えメンテ性やデザインを重視する人にマッチ

「1回通過での捕捉率の高さ」というウリが十分反映されたとは言えないが、測定結果はまずまずの印象。タッチパネルの操作性も悪くないが、スマホアプリに+αの付加機能がないのは惜しいかも。デザインはレザーのストラップがオシャレ。直径約28cmの円柱型で設置性も優秀だ。空気清浄性能に加えメンテ性やデザインにこだわる人に好適!

 

[5点満点で評価]

集じん性能:3.5
操作性:4.0
お手入れのしやすさ:5.0
デザイン性:5.0
設置性 :4.5