今日の記事は技術ネタではなく、編入して1年経ってどうだったか、オンライン授業を受けてみてどうだったかなど、個人的な感想として残しておこうと思います。
編入後の話
元高専生です。高専では情報学科でしたが、物理学科へ編入しました。編入時の単位換算で、情報⇛物理への換算があまりできなかったため、2年次編入となりました。このとき、「なんか留年しているみたい」と思っていましたが、このあと様々な意味で2年次編入で良かったと思えるようになります。
1年経った感想
キャンパスライフへの期待を胸に、高専を卒業しましたが、残念ながらオンライン授業となってしまいました。
「広大なキャンパスで編入生探しをしたり、カフェや食堂に行ったり、図書館で本を読み漁ったり、すごい実験機材なんかも使っちゃったり…(デュフw) 」
なんて妄想をしていたらまさかのオンライン授業。夢のキャンパスライフは夢のままですね。正直、ショックというか「編入した意味って…」とモチベがみるみる下がって行きました。が、いつまでもウジウジしていても状況は変わらないので「なにかやる」を目標に、何でもいいので色々なことをやっていました。主にプログラミングとかですが…。おかげで後期以降はなんとかなりました。
実験に関しては2種類あったのですが、モチベ低下で1つは途中で履修をキャンセルしました。今思えばやりきってしまえば良かったなとは思います。もう1つの方は、実験結果のデータだけ送られてきてレポートにまとめるという作業科目でした。ただただ辛かったです。やっぱり実験は対面が一番ですね。
授業と課題を終わらせてしまえば結構時間がとれるので課外活動(詳しくはプロフィールからどうぞ)をやっていました。このコミュニティに入っていなかったら腐っていたかもしれません。
授業はほとんどが動画だったので、1周目でノートをとって2周目で説明を聞いていました。何度も見られるので、復習にはピッタリだと思います。ただ、動画が結構長いのであっという間に1日が過ぎてしまいます。
そんなこんなで 1 年経過しましたが、未だに大学の友人が 0 です。いわゆるボッチ大学生?ってやつですね。おかげで周りに甘えられないので、課題はしっかりやるようになりました。(数回サボりましたが。)友達いなくてもなんとかやっていけます。小中高の友人やコミュニティ活動の仲間(つよつよな学生と社員さん)、バイト先の友人がいるので特に困ったことはありません。大学で友人ができないと思っている方は課外活動とかバイトとかしてみたり、小中高の友人と連絡をとってみるのもアリかもしれません。
あと、2年次編入で良かったです。3年次編入だと今頃4年生で就活とか卒研とかでかなり大変だったかもしれません。
オンライン授業について
オンライン授業は賛否両論あるようですが、個人的にはオンラインで良かったと思います。ただ、実験や手を動かす作業に関しては対面授業がいいです。
【メリット】
- 通学する必要がないので楽
- 好きなタイミングで受講できる科目がある
- 動画の場合は何度も見直す事ができる
- 板書が見やすい
- ストレージが大学で共有されており、授業動画が共有されていると履修していない科目の授業も見れて結構お得かも?
- 教室移動がないので楽
- 空きコマで色々できる
- 通学や教室移動がないのでスキマ(自由)時間が作れる
【デメリット】
- 友達ができない(かも?)
- 学校の施設が利用できない
- 生活習慣が狂う(かも?)
- 講義の雰囲気が感じられないので集中しにくい
- 板書が多い科目もある
- 実験科目の場合、実験結果だけ送られてレポートにまとまるだけの作業になる(正直一番つらい)
- 出欠確認のための課題が多い(1科目あたりは少ないが、まとめると多い)
- マイクとカメラがついた端末が必須
- 私立だと学費面(主に施設料)で損している感じがする
なんかデメリットのほうが多いですが、私はオンライン授業で良かったと思います。授業と課題が終われば結構自由な時間が取れます。また、履修していない科目の授業が見れて結構お得感があります。
【その他もろもろ】
- 部活やサークルに入りにくい(そもそも何部や何サークルがあるか知らない)
- 大学のどこに何があるかわからないので、いざ通学すると迷子になる
- 対面授業に関係ない施設へ見学に行こうとすると注意される
- 先生の名前と顔が一致しないので困る
- 編入生の居場所はどこでしょうか?(すでにコミュニティができていて気まずい)
これから大学生になる方へ
- まずは友人を作りましょう。(SNSをうまく使うと繋がれるかも)
- オンライン授業はじきに慣れます
- 大学へ行ける機会があれば必ず行きましょう
- 課外活動やりましょう
- 実験系の科目はシラバスをよく確認しましょう
大学に通える日が来るといいなぁ。