映画の内容を10分程度に短く編集し、YouTubeなどに無断で公開する「ファスト映画」が問題視される中、書籍1冊分の内容を10分程度で読める本の要約サービスが人気を集めている。読者には時間の節約になるメリットがあるが、いわば「ファスト書籍」ともいえる内容だけに、出版不況にあえぐ書店や出版社はたまらないだろう。ところが、さにあらず。本の要約サービスの存在は著者や出版社の「公認」で、本の売り上げにも貢献しているのだという。違法性が強く指摘されるファスト映画とは、まるで事情が異なるようだ。
映画の内容を10分程度に短く編集し、YouTubeなどに無断で公開する「ファスト映画」が問題視される中、書籍1冊分の内容を10分程度で読める本の要約サービスが人気を集めている。読者には時間の節約になるメリットがあるが、いわば「ファスト書籍」ともいえる内容だけに、出版不況にあえぐ書店や出版社はたまらないだろう。ところが、さにあらず。本の要約サービスの存在は著者や出版社の「公認」で、本の売り上げにも貢献しているのだという。違法性が強く指摘されるファスト映画とは、まるで事情が異なるようだ。