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 「防災の日」のきょう、日頃から常備している防災グッズを再点検する人も多いのではないだろうか。その必需品の一つである懐中電灯に100万台を売り上げるヒット作となっている商品がある。パナソニックが開発した「電池がどれでもライト」だ。その名の通り単1形~単4形の電池どれでも1本で点灯できるほか、他の機器から使いかけの電池を代替できるため「電池切れで使えない」という事態を回避できる。「究極の利便性を追求した防災ライトを作りたい」との開発者の想いから商品化された懐中電灯。その誕生のきっかけは、東日本大震災で起きた「電池の欠品」だった。