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Amazonは、家族の暮らしの中心となるデバイスとして設計されたEcho Showシリーズの新製品「Echo Show 15」を発表しました。Echo Show 15は、15.6インチフルHD(1080p)のスマートディスプレイを搭載し、壁掛けや専用スタンド(別売り)で設置し、縦・横向きのいずれでも利用できます。一家のまとめ役として、家族みんなの大切な情報や用事を整理したり、エンターテイメントを楽しんだり、離れて暮らす大切な人とつながることができる様々な機能を提供するとしています。

 

スケジュール、買い物リスト、やることリストなど、家族みんなの用事を共有・整理

Echo Show 15はカスタマイズ可能なAlexaのウィジェット機能を搭載し、家族が必要とする情報やコンテンツをスマートディスプレイにまとめて鮮やかに表示します。コンテンツをローテーション表示できるほか、ウィジェット機能を利用してホーム画面をカスタマイズし、自分や家族にとって必要な情報を選んで画面に追加することもできます。スケジュールの表示・更新、買い物リストへの追加・削除、やることリストの確認など、家族間での様々な情報共有に役立ちます。

 

Echo Show 15をキッチンやダイニングに設置すれば、レシピを見ながら料理をすることも可能です。ウィジェットは常時更新されるため、最新の情報を把握でき、またお好みに合わせて各種ウィジェットの配置を簡単に変えることもできます。

 

また、Echo Show 15では、ビジュアルID機能により、Alexaがユーザーを認識すると、個々人に合わせてEcho Show 15に表示される情報をパーソナライズすることもできます。あらかじめビジュアルID機能に登録することにより、Echo Show 15の前に立つと、Alexaがユーザーを認識し、ホーム画面が自動的に更新されてその個人に合ったスケジュールやリマインダー、家族からのメモなどを表示することができます。

 

家族や大切な人、スマートホーム家電とつながる

 

Echo Show 15があれば、ユーザーは利用中のデバイスや機能をよりシームレスに管理することができます。よく使うスマートホームのウィジェット機能を使えばタップするだけで、頻繁に利用する対応スマートホーム家電などを操作可能です。またEcho Show 15は、ピクチャー・イン・ピクチャー機能を搭載しています。たとえば、大きな画面上でレシピを確認しながら、子ども部屋に設置されたカメラを通じて子どもの様子を見守る、などの使い方が可能です。

 

また、付せん機能を利用すれば、家族に夕食時間のメモや、犬の散歩のリマインダーを残せます。さらに15.6インチのスクリーンと5メガピクセルのカメラを搭載したEcho Show 15は、離れた場所にいる大切な人とのビデオ通話や呼びかけにも最適です。

 

Prime Videoなどのコンテンツも堪能できる

 

大きな画面のEcho Show 15は、Alexaに話しかけるだけでPrime Videoで映画やドラマ、アニメなどのコンテンツを楽しむことができ、キッチンやダイニングに置かれたテレビのように活躍します。音楽再生時には対応する楽曲であれば歌詞を表示することができるほか、ニュースやポッドキャスト、ラジオ、オーディオブックも楽しめます。

 

他のEchoデバイスに接続すれば、マルチルームミュージック機能を利用できます。また、Echo Show 15のフォトフレーム機能で、Amazon Photosのアルバムの写真や、アート、自然などAmazonが提供するコレクションを、フルスクリーン表示によりダイナミックなスマートフォトフレームのようにして表示することも可能です。

 

次世代型プロセッサー「AZ2」を搭載

Echo Show 15は、クアッドコアの拡張性あるアーキテクチャーを採用した機械学習(ML)推論エンジンである、次世代型 Amazon AZ2 ニューラル・エッジ・プロセッサを搭載しています。Amazonが独自設計したAZ2アーキテクチャーでは、従来、膨大なコンピュータ処理能力をクラウド上で行うことを必要としていたCVアルゴリズムも、すべてデバイス上で処理できるようになりました。これにより、Echo Show 15はビジュアルIDに登録された人物を認識し、デバイス上でイメージ処理を行うことができます。

 

Echo Show 15は2万9980円(税込)で、Amazonにて販売予定となります。事前に申し込むことで、Echo Show 15の販売・予約注文が開始された際に、メールでお知らせが届くサービスを実施します。また専用スタンド(別売り)も販売予定(価格未定)です。