五輪ベラルーシ陸上選手が保護求める「強制帰国を指示された」
オリンピックに参加しているベラルーシの陸上選手が、「強制帰国を指示された」と警視庁に保護を求めました。
ロイター通信によりますと、保護を求めたのはベラルーシの陸上選手、クリスチナ・チマノウスカヤ選手です。チマノウスカヤ選手は2日に200メートル走に出場予定でしたが、事前に相談なく4×400メートルリレーへの出場を指示されたことについてSNSで批判的な書き込みを行ったところ、コーチから荷物をまとめて帰国するよう指示されたということです。その際、コーチからは「上からの指示があり、チームから排除する」と説明されたと話しています。
チマノウスカヤ選手は1日、羽田空港で警視庁の警察官に保護を求め、国際オリンピック委員会は「大会組織委員会の関係者が付き添っている」としています。