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 アメリカのバイデン大統領は気候変動対策について話し合う国連の会議COP26で、アメリカが温室効果ガスの排出量を2030年までに半減させるという目標を達成できると改めて、強調しました。

アメリカ バイデン大統領
 「我々は目の前の大きなチャンスを掴むのか、それとも将来の世代に苦しみを強いるのか、この10年がその答えを決めることになります」

 1日にイギリスで始まったCOP26の首脳級の会合でバイデン大統領は気候変動への対応について「言葉ではなく行動で示す」と強調。アメリカは2030年までに温室効果ガスの排出量を2005年と比べて50%から52%削減するという目標を達成できるとの考えを改めて示しました。

 さらに、「我々が一丸となれば平均気温の上昇を1.5度に抑えるという目標を達成できる」と話し、途上国への支援を含め各国に対応を求めました。