9月1日に菅政権の目玉事業であるデジタル庁が新たに発足した。2日時点では落ち着いているが、オープン当初は公式サイトにアクセスが集中、一時は「502 Bad Gateway」が表示されるなどの状況に陥っていた。公開された公式サイトの構造は非常にシンブルになっており、PC向けには3カラム構成を取り、ブラウザ画面を縦長にすればアニメーション付きで1カラム構成に切り替わるなどの工夫がされている(TBSNEWS、Buzzfeed、テレ朝NEWS)。
公募となったデジタル庁のロゴに関しても、あえて一般的な図形(シンボルマーク)を用いたものではなく、文字列だけを用いたシンプルなものとなっている。ロゴやカラーなどに関する発表記事によれば、ロゴはオープンソース書体である「Noto Sans」を元にしており、スピーディに進む過程をプロジェクトを体現したとしている。カラーも白と黒のみと非常にシンブルになっている。
またITmediaの記事によれば、初のデジタル省庁ということもあり、ソースコードから技術的な背景を探る人たちもTwitter等で多く見かけることとなったようだ。metaタグの記述から、制作ツールにはノーコードのWeb制作サービスSTUDIOが使用されたと推測する見方もあるようだ。このほか、証明書はLet’s Encryptといった分析も出ている。また一時は記事のtitle要素がすべて「デジタル庁」になっているなどのミスも指摘されている。これに関しては1時間程度の時間で修正されたそうだ(ITmedia)。
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