こんにちは、山田ハヤオです。
有名なAndroidエミュレータだとNoxやBluestacksがあると思います。
しかしこれらはWindowsですか動きません。
(BluestacksはVBox or Hyper-VだけどNoxって何で動いてるんだろ)
Linuxで動くAndroidエミュは3種類くらいしかありません。
- VirtualBox or VMware(Android x86)
- Android Studio(カスタマイズされたQemu)
- Genymotion
ということで今回は3つめのGenymotionをArch Linux上でセットアップします。
Genymotionと依存関係のインストール
GenymotionはVBoxをベースに動作しているのでまずはVBoxをインストールします。
yay -S virtualbox-bin
これでVBoxがインストールされます。
カーネルヘッダーをインストールしていない人はインストールしておきましょう。
yay -Qq "$(basename "$(cat /proc/cmdline | tr " " "\n" | grep "^BOOT_IMAGE" | cut -d "=" -f 2)" | sed "s|^vmlinuz-||g")-headers" || xargs -I{} yay -S {}
上で実行中のカーネルを取得してパッケージが存在しない場合はインストールしています。
Genymotionをインストール
yay -S genymotion
これだけでインストールが全部完了します。
Windowsとかだと会員登録とか面倒なんですがLinuxだと必要ありません。
起動
genymotion
コマンドか、メニューからGenymotionを選択して起動します。
ハヤオの場合は既にデバイスが追加されているのですが、初回起動の場合は無いと思うので右上の+を押してデバイスを追加します。
この中から好きなデバイスを選択します。
ただし、Android 8.0までしかARMエミュレータが無いので、8.0をおすすめします。
Android 10.0とかもあるんですけどね(Genymotionでは現時点で10.0が最新)
今回はAndroid 7.1のNexus 6を選択します。
ホスト環境に合わせてカスタマイズします。
今回のハヤオのPCの構成は以下なので、だいたい半分くらいで計算します。
実機 | Androidエミュレータ | |
CPU | Xeon E3-1275 4C8T | 4 |
RAM | DDR3-12800 4GB x 4 = 16GB | 4096 |
ROM | SSD 1TB + HDD 500GB | |
GPU | NVIDIA GTX 645 | |
OS | Arch Linux (linux-zen 5.13) | Android 7.1 |
(なぜか2つ表示されてますが)インストール作業が始まります。
しばらくするとAndroidエミュレータが起動します。
Open Gappsをインストール
OpemGappsボタンをクリックします。
注意事項を読んでACCEPTをクリックします。
ダウンロードしてダイアログが消えたら仮想マシンを再起動します。
個人的に結構時間がかかります。
プレイストアが追加されていれば成功です。
ARM エミュレータを導入する
以下からインストールしたAndroidバージョンに対応するARMエミュレータをダウンロードします。
今回はAndroid 7なので7のものをダウンロードします。
その後、ダウンロードしたzipファイルをウィンドウにドラッグアンドドロップします。
OKをクリックしてzipをAndroidに焼きます。(TWRPみたいな感じです。)
焼き終わったら再起動してください。
完了
あとは普通のAndroidのように日本語化をすれば完了です。
それでは、また今度。
The post Arch LinuxでAndroid エミュレータを使う方法 first appeared on FascodeNetwork Blog.