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抗生物質は人間にとって有害な細菌を殺したり、増殖を抑制したりする目的で処方されますが、近年では抗生物質が効かない耐性菌(スーパーバグ)の登場が問題視されているほか、抗生物質が大腸がん(結腸がん・直腸がん)の発生リスクを増加させる可能性も複数の研究で示されています。新たに医学誌のJournal of the National Cancer Instituteに発表された論文では、スウェーデンの4万人を超える大腸がん患者を対象にした調査の結果、抗生物質と大腸がんの発生リスク増加に関連が認められたと報告されました。

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