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一方、今大会最強のメンバーとして100メートルに出場した日本にとっては多田修平選手、山縣亮太選手、小池祐貴選手の3人がいずれも予選敗退に終わり、「世界の現在地」を見せつけられる結果となりました。

決勝に進んだ各国の選手たちは日本が金メダル獲得を目指す男子400メートルリレーでも強力なライバルとなってきます。

これまで日本は金メダルの最大の壁として打倒アメリカを掲げて準備を進めてきました。各国の選手のレベルが予想を超える進歩を遂げ、個々の走力の差を見せつけられた日本は、100メートルに出場した3人を含めた8人の候補の中からどの選手を、どの走順で起用してくるのか。

日本が世界トップと評価されてきたバトンパスの技術では各国も着実にレベルを上げていて、リレーでは日本の戦略が試されることになります。
男子400メートルリレーは今月5日に予選が今月6日に決勝が行われます。