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 大阪第3検察審査会は2日までに、飼い猫に火を付けたとされる男性を不起訴(起訴猶予)とした大阪地検の処分を不当とし「起訴相当」と議決した。7月14日付。議決書はストレス解消との動機は身勝手と指摘。動物殺傷や虐待に対する厳罰化の経緯を踏まえ「残虐な事件で適切に処罰されなければ、厳罰化の意義を損なうことになりかねない」とした。

 検察が再捜査するが、再び不起訴としても検審が改めて起訴相当と議決すれば強制起訴される。

 昨年6月施行の改正動物愛護法でペットの殺傷に対する罰則が強化され、5年以下の懲役または500万円以下の罰金となった。