もっと詳しく

【速報】医療提供体制の整備を表明 “自宅療養を基本”往診報酬を拡充

 新型コロナの感染が拡大する中、菅総理は、重症化リスクのある患者を優先して入院させ、その他の人は基本的に自宅療養とする、医療提供体制の整備に取り組むことを表明しました。

 「重症患者や重症化リスクの特に高い方には、確実に入院して頂けるよう、必要な病床を確保します。それ以外の方は自宅での療養を基本とし、症状が悪くなれば、すぐに入院出来る態勢を整備をします」(菅首相)

 2日午後に行われた5大臣会合で菅総理は、全国規模で新規の感染者が急拡大していて、都内では40代・50代の重症者が急増していると強い警戒感を示しました。

 そして、重症者や重症化リスクの高い人を確実に入院してもらうよう態勢の整備を行うと表明しました。

 それ以外の人については、自宅療養を基本とするとして、往診の診療報酬を拡充するほか、重症化リスクを7割程度減らすことが実証された治療薬の積極活用を進めることを訴えました。