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 札幌市中央区の社会医療法人北海道循環器病院(大堀克己理事長、95床)の相川忠夫医師(37)ら4人のグループの研究で、新型コロナウイルス感染の既往がある患者の心筋の微小な血管から血栓(血の塊)が見つかったことが分かった。国際的な3大心臓病専門学会誌の一つとされる「Europian Heart Journal」ウェブ版に8月6日付で、コロナ心臓後遺症に関する症例報告として掲載された。コロナ治癒後にみられる心臓後遺症の原因である可能性が示唆されるといい、同病院は専門外来を開設した。