Naughty Dogは、PS3向けアクションアドベンチャー『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス(Uncharted 3:Drake’s Deception)』が発売10周年を迎えたことについて、開発時やトラブルに関する思い出を公式ブログに投稿しました。
本作は、2011年11月1日海外向けに発売(日本版は2011年11月2日)。トレジャーハンター「ネイサン・ドレイク(ネイト)」を主人公とするシリーズ第3弾で、幻の古代都市“砂漠のアトランティス”の秘密を求めて冒険を繰り広げる作品です。ブログでは、同社の社長やゲームディレクターなどが、制作時の思い出や作品の好きな部分などを話しています。
副社長のChristian Gyrling氏は、数日後にソニーへ提出するバージョンをチェックしていたら「敵が見えなくなる」「海の色が真っ赤になる」などのバグに直面し、このままではゲームをリリースできなくなると社長へ報告。スタッフとバグについての話し合いを重ね、なんとか予定通りに修正したバージョンを提出できた思い出を披露しています。
ゲームディレクターのKurt Margenau氏は「輸送機」のシーンについて、さまざまなスタッフと話し合い大きくなっていくアイデアを実現するために2年間の制作期間から大半部分を費やしたとコメント。制作で苦労した思い出や、さまざまな問題を乗り越えて完成していくことへの充足感や嬉しさについて明かしています。
そのほか、好きなシーンやトラブルなどについての内容全文は公式ブログをご覧ください。なお、本作を制作して一番勉強になったのは「ゲーム発表と同時にリリース予定日を公開するのは良くない」とのこと。最初期から日付を出すことで開発時に意識してしまい、とても苦労したようです。
2022年には映画「アンチャーテッド」が全国の映画館で公開予定。また、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』『アンチャーテッド 古代神の秘宝』がセットになったリマスター作品『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』が、2022年初頭にPC/PS5で発売予定です。