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飛鳥京跡苑池で北池(奥)と手前の水路を接続していた石組み溝(中央右)=奈良県明日香村で2021年12月2日午前10時8分、梅田麻衣子撮影
国内初の本格庭園とされる奈良県明日香村の「飛鳥京跡苑池(えんち)」(国史跡・名勝、7世紀)の発掘調査で、南北二つの池のうち未確認だった北池の排水構造が明らかになった。県立橿原考古学研究所(橿考研)が2日発表した。北池から排水溝が北に延び、大型水路につながっていた。石造りの護岸が施され、専門家は「水路も庭園の要素だったのではないか」としている。苑池は1999年に見つかり、これまで南北の池の全容が判明。橿考研による調査は今回で終了する予定。国内最古級の人 全文
毎日新聞 12月02日 21時02分