9月30日から10月3日まで開催されている「TGS2021」。感染症対策の一環としてオンライン中心とはなりますが、同時開催の「TGS VR 2021」であればどなたでも入場可能。こちらも大変充実しているのです。
そこで今回はVRワールドの様子を、フォトレポート形式でお届け。筆者はVRデバイス「Oculus Quest 2」を使いOculusLink経由から参加しましたが、そういった専用デバイスがなくてもPCなどから入場できます。興味を持たれた方はぜひアクセスを。「TGS2021」開催中のみの解放となりますのでお早めに!
エントランス/メインホール
初めの通路には「東京ゲームショウ」の歴代のポスターがキャッチフレーズと共に。壮観です。
入ると様々な立像が出迎えてくれます。ソニックからガンダム、チョコボまで。黄色のロボットはNPCな住人たちです。中には、これが現実じゃないってなぜ言い切れる? といった発言をしてくる子も……!
ワイルドエリア
◆VRライド「進撃の巨人 ウォール・マリア最終奪還作戦<獣の巨人戦>」
転移のためのワープゲートをくぐると、真正面に「進撃の巨人」から獣の巨人が! 「急に巨人が現れる衝撃ってこんな感じだったのか……」と思わせてくれます。壁に全力投球をしている獣の巨人の横を歩いていくとエルヴィン団長の姿も。
穴をあけられた壁に入ると驚愕の展開が待っています。ぜひ体験しましょう。また、このブースではレアキャラのようにひっそりリヴァイ兵長もいます。探してみてください。
◆カプコン
カプコンブースでは先日発表があった『モンハンライズ:サンブレイク』の映像も視聴可能に。リアルすぎるマガイマガドもいましたので、食われてみました。
◆コーエーテクモゲームス
ワイルドエリアの木々生い茂る中に現れたコーエーテクモゲームスブース。『三國志』シリーズを思わせる建造物が似合いすぎて、まったく違和感を覚えませんでした。孔明とツーショットが取れるチャンスです。
◆ガンホー・オンライン・エンターテイメント
TGS2021公式番組にて配信の『パズドラ』公式大会のモニターが浮かびます。ぜひVRワールドで大会の模様を視聴されては。
◆D_CIDE TRAUMEREI(ディーサイドトロイメライ)
そして新作スマホ向けRPG、『ディーサイドトロイメライ』ブースも。9月30日にリリースしたばかりの本作。プレイをしている方もそうでない方も、ぜひのぞいてみてはどうでしょうか。
デジタルエリア
◆レベルファイブ
『メガトン級ムサシ』からローグ「ムサシ」がお出迎えです。この無骨さがたまらない!
◆セガ・アトラス
セガ・アトラスブースでは各種映像と共に、ソニック、ジャックフロストの姿が。一見の価値ありです。
◆バンダイナムコエンターテインメント
バンダイナムコエリアに佇む、『アイドルマスター』の春香。内側に入ると壁の中に作られた一室に見覚えが……。なんと765プロの事務所です! 実際に765プロを歩ける日が来るとは思いませんでした。
バンダイナムコブースの奥ではライブが開催されていますので是非チェックを。「進撃の巨人」『アイドルマスター』『歌マクロス』の3作品ではシアター形式のイベントが楽しめるようです。
◆スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックスは動画中心となっています。先日発表されたばかりのタイトルがずらり。メインホールに飾られていた『チョコボGP』のPVも鑑賞できますよ。
アーバンエリア
◆『からかい上手の高木さんVR』
高木さん……っ!こちらでは「からかい上手の高木さん」で見たことのある教室が完全に再現。教室の中には穏やかな笑みを浮かべる高木さんが。実際に内部に入れるので、ぜひとも郷愁の気分を味わってください。
◆MyDearest
『東京クロノス』『ALTDEUS: Beyond Chronos』などで知られるMyDearest。VRに力を入れている同社ならではな、力の入った演出も見どころ。上を見上げてみましょう。美少女が浮かんでいます。
◆Wright Flyer Studios
話題作『ヘブンバーンズレッド』の公開を控えるWright Flyer Studios。ここでも美少女たちがお出迎えです。VR空間に3Dモデルが置いてあるとそれだけでゲームの期待値が上がりますね。
◆KONAMI
コナミブースです。遊戯王OCGがゲームで楽しめる『遊戯王 マスターデュエル』発売が今冬と発表され、話題になっていますね。
◆DeNA
そしてアーバンエリアの真ん中に城のように立っているのがDeNAブース。『メギド72』から『歌マクロス』『逆転オセロニア』まで数多く揃っており、なんと奥ではマクロスライブが開催されています。
◆環境省
そしてこの、どこか懐かしいゲームチックな世界。どの企業なんだと思えばまさかの「環境省」。ゲーマーのツボを押さえまくったレトロな雰囲気がたまりません。
NTTグループ / VR COSTUME PORTでは「スカイフロート」に行くための輸送船が出ています。リアルに作られた“港”は必見です。「スカイフロートエリア」では、NTTメタバースサービス「DOOR」で使用可能な多種多様のアバターが販売中。『アズールレーン』「オーバーロード」など様々なラインナップがあります。
また、メインホールから入れるTHEATERでは公開番組が視聴可能。友人と、またはその場で出会った見知らぬ人と共に公開番組を見てみませんか?
その他にも山ほどの見どころがある『TGSVR 2021』。探索してTGS歴代のポスター・ゲーム関係マテリアルを入手するゲーム性もあります。そして“それを収集しなければ世界が凍結される”という、意味深で厄介な問題を孕んでいる「TGSVR2021」の世界。ユーザーたちの行動によりVRワールドに新展開が待っているかもしれません。