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Googleの最新スマートフォン、Pixel 6およびPixel 6 Pro。

発売当初より指紋認証が遅い、反応しにくいといった問題や、スクリーンのフリッカー問題など、いくつかの不具合報告がありましたが、そのほとんどはアップデートで修正済み。
不具合・バグにはかなり迅速に対応しているという印象で、そういった意味では好感が持てます。

しかしそんなPixel 6シリーズでまた新たな不具合の報告が増えていることが明らかになったようです。

Android Policeが伝えたもので、これによるとPixel 6またはPixel 6 Proでは、以前の機種では問題がなかった環境で、モバイルネットワークサービスがランダムに失われる、要は通信切れ・電波ロスト不具合が頻発しているとのこと。

Pixel 6 Pro No SIM card – No service
My new Pixel 6 Pro keeps having No service. Restart required to temporarily resolve.At random intervals the phone service just drops entirely showing No SIM …

Reddit上やGoogleサポートフォラム上には多数の報告が上がっている模様です。

一方、このネットワークロストは数分後にネットワークに接続できるようになる場合もありますが、一時的な回避策として端末を再起動する必要があるユーザーもいる模様。

ただ、この不具合は発売直後にはほとんど発生していなかったようです、興味深いことに、ごく最近になってこの問題を経験し始めた人が多い模様。

また、同様の報告は国内でも増加傾向にあるようで、国内ユーザーからの報告ではeSIM運用だと発生することが多い、との報告も。
ただ、通常の物理SIMだけでも同様の症状報告はあるので、これだけが原因とも言えなさそうです。

Exynosモデムが原因?

一方、Android Policeによると、この問題は、Pixel 6シリーズに内蔵されているExynos 5123bモデムに関連している可能性があるとのこと。

以前、当サイトでもPixel 6シリーズはGalaxy S21シリーズと比較して電波補足が苦手、という件についてお伝えしました。

ただ、これだとどうして最近になってこの問題がでてきたのか?という点については説明がつかないので、そうなると最新のアップデートによるソフト的な問題という可能性も排除はできません。

ソース:Android Police