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政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための指標として、「医療のひっ迫具合」「療養者数」「PCR検査の陽性率」「新規感染者数」「感染経路が不明な人の割合」の5つを示しています。このうち「医療のひっ迫具合」は、「病床使用率」「入院率」「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。内閣官房のまとめによりますと、1日時点で緊急事態宣言が出されている東京都と沖縄県に加え、2日から緊急事態宣言の対象となった関東の3県と大阪府の1都1府4県、「まん延防止等重点措置」が今月31日まで適用される1道1府3県と愛知県の合わせて12都道府県のうち、11都道府県で最も深刻な「ステージ4」に相当する項目が複数あります。なお、病床関連の指標については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などをもとに、異なる値を公表しているところもあります。