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 東京・墨田区の女子高校生の遺体を遺棄した疑いで夫婦が逮捕された事件で、女子高校生が背中に深さ約18センチにも及ぶ刺し傷を負っていたことが分かりました。

 小森章平容疑者(27)と妻の和美容疑者(28)は先月、墨田区の女子高校生の遺体を山梨県内の小屋に遺棄した疑いが持たれています。

 捜査関係者への取材で、女子高校生が背中に負った刺し傷は深さ約18センチにも及び、臓器に達していたことが分かりました。

 2人は「刺したナイフを小屋に捨てた」などと話していますが、小屋からは実際に刃渡り19センチほどの凶器とみられるナイフが見つかりました。

 また、首にはロープで絞められたような痕もあり、死因は背中の刺し傷による失血死や頸部(けいぶ)圧迫による窒息などの可能性があるということです。