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スライド式のテーブルを広げると内部にガーデン作業バットがあり、そこで植え替え作業などをできるようにした。スライドテーブル自体をきれいに保持しておけるのがポイント。さらにバタフライテーブルつきなので、大勢でガーデンパーティーを楽しめるようになっている。

直線切り&突きつけだけで作れる!初めてのDIYにおすすめ

「ガーデンテーブルにもなり、ガーデニング作業台にも使える」をコンセプトにデザインしたガーデンテーブル兼作業台。天板はスライド式で内部に植え替え作業などができるスペースを作った。作業用の台には料理で使われるアルミ製の角バットを使用。角バットなら作業後に水洗いできてテーブル本体をきれいなままにしておける。

また、大人数でガーデンパーティーを楽しめるようにテーブル本体に延長用となるバタフライテーブルを取りつけた。

木材のカットは直線カットのみ。丸ノコを使えばあっという間に木取りができてしまうはず。組み立ても超シンプルで、ビスによる突きつけのみなのでDIYビギナーでもチャレンジしやすい。少し難しいのはバタフライテーブルの取り付け。スムーズに開閉できるかを確認しながら行なうとよい。また、スライド式テーブルがスムーズに開閉できるように、脚部に固定する天板はスライド式テーブルのサイズに合わせず、少しゆとりを持って取りつけるといい。

天板と脚部で塗料を白とグレーで塗り分けたのもポイント。庭のアクセントにもなり、植物との相性もいい色味になっている。今回は作業の都合上、組み立て後に塗装を行なったが塗膜により少々厚みが出て、スライドテーブルの開閉に支障をきたす可能性がある。塗装をしてから組み立てるのがおすすめだ。

スライドテーブルをあけた状態。作業スペースが450×485mmあるのでバーベキューコンロを置いてみた。バーベキューコンロはキャプテンスタッグのカルネ角型水冷バーベキューコンロ

 

【構造図】*単位はmm

【使用資材】

材の種類 サイズ 数量 使用部位
2×4材 785 2 幕板
700 4
1×4材 900 2 天板
825 6 バタフライテーブルの天板
785 2 スライド式テーブルのレール
630 2 幕板
605 6 棚板
550 2 バタフライテーブルの天板受け
530 5 作業バット受け
525 2 スライド式テーブルの受け
450 10 スライド式テーブルの天板
2×2材 785 2 棚受け
700 2 バタフライテーブルの脚
445 2 天板受け

 

【使用資材】
アルミ角バット、ステンレスJ型フック(2個)、32mm鉄横長蝶番、51mm鉄横長蝶番、キャッチャー、塗料(アクア エクステエナメル 0.7L缶/ホワイト)、(サドリンクラシック 0.7L缶/グレーアンバー)、ビス(65mm)、スリムビス(50mm、45mm、32mm、25mm)

材料費…約1万円

【主な使用道具】
ンパクトドライバー、スライド丸ノコ、サンドペーパー、養生テープ(マスキングテープ)、ハケ、塗料カップ、鉛筆

 

STEP1 脚部を作る

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STEP2 スライド式テーブルの天板を作る

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STEP3 バタフライテーブルの天板を作る

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STEP4 脚部に天板を組み立てる

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STEP5 塗装する

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バタフライテーブル&スライドテーブルが閉じているとコンパクト

 

バタフライテーブルだけを広げて使ってもいい

 

側面から見た様子

 

スライドテーブルは2×2材の天板受けを持ってスライドさせる。好みで取っ手をつけると引き出しやすい

 

キャッチャーから脚をはずしてバタフライテーブルの脚を立てる

写真◎田里弐裸衣、ドゥーパ!編集部

 

アポロ佐藤 Aporo Satoh

北海道生まれ。カントリーフィーリングにあふれたガーデン作品を得意とするガーデンエクステリアプランナー。千葉県茂原市でウッドワークアポロを主宰。趣味でパンクバンドのボーカルを担当。2児のパパ。