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今回ピックアップするのは、“weather”を使った英語のフレーズ。意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語の慣用句などについてお届けする連載。

“under the weather”ってどんな意味?

お出かけをする機会が増える年末年始、天気が気になるという人も多いはず。太平洋側に限っていうと、この時期は晴れることが多いですが、日本海側では雪も心配ですよね。

さてそんな今日は、天気に関する英語の表現を紹介!

“under the weather”

直訳すると「天気の下(に)」ですが、それでは意味がわかりませんよね!

ではどんなことを表すでしょうか?

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正解は……「調子がよくない」という意味!

“under the weather”で「調子がよくない」という意味。体調が悪いときに限らず、気分が落ち込んでいるときにも使います。さらに「酔っぱらって」という意味まで!

ではなぜ“under the weather”がこのような意味になるのか?

その由来をたどると、航海中の船員たちによって使われていた言葉だとする説があります。

船員や乗客たちは、船酔いによって気分が悪くなることもありましたが、それはたいてい海が荒れる悪天候のとき。そこでデッキの下(=雨風など天気の影響が及ばない場所)に行って休むようにしたのだとか。

そこから派生して、「調子がよくない」また「酔っぱらって」という意味が生まれたともいわれています。

ちなみにこの“weather”は意外にもさまざまな意味があります!

【例】

dirty weather(荒れた天候)※rough weatherも同義

weathers(人生の移り変わり、栄枯盛衰)

make heavy weather of ~(~の困難さを誇張する人)

in all weathers(どんなときでも)例:She remained a good friend in all weathers.(彼女はどんな境遇のときも良き友だった。)

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